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歯科医師会のイベント

歯神祭の様子

松原は、西暦432年から437年までの6年間に渡って都が置かれ、 第18代 反正天皇により統治されていた。その宮殿は丹比柴籬宮(たじひしばがきのみや)と呼ばれていた。しかし、都が大倭遠明香宮(おおやまとあすかのみや)に移されてからその宮殿跡は「松生いし丹比の松原」と言われるようになり、これが「松原」の由来とされている。

柴籬宮は、現在柴籬神社となっており、その御祭神は瑞(水)歯別命(みずはわけのみこと)と言われており、古事記、日本書紀には「歯の広さ上下等しく斉(そろ)ひて,既に珠を貫けるが如し」と書かれている。これは当時の反正天皇のことらしいが、まれに見る健康な歯の持ち主だったようだ。

柴籬神社の境内の一隅に「歯の神様」が祭られている。これは、明治時代の小社統合の際、伝説のなかに出てくる祠(松原郵便局のあたりより)を移したものである。その後いわゆる「はがみさん」は、歯痛をなおす神様として人々に深く信仰されている。

そこで、最近まで祭りとしての記録がなかったところ、今の安松昌信宮司が平成8年8月8日午後8時8分より第1回の歯神祭を執り行い、日本でも珍しい歯の神様の祭りとして知られるようになった。 松原市歯科医師会も第1回目の御祭典から全面的に協力させていただいている。

毎年8月8日8時8分に歯の神様を1度ご参拝してみてはいかがでしょう。

  • 画像:歯神祭の様子1
  • 画像:歯神祭の様子2
  • 画像:歯神祭の様子3
  • 画像:歯神祭の様子4
  • 画像:歯神祭の様子5